地鉄路面電車、10月10日から交通系ICカード利用可能に
富山地鉄の路面電車は、独自のICカード(「ecomyca」、「passca」)のみ使うことができます。交通系ICカードは使えません。地元の人はともかく、ほかの地域から来た人は使うことができません。
ところが、以前にも書いた通り、富山地鉄の路面電車でも「ICOCA」等、10種類の交通系ICカードが使えるようになります。10月10日からなので、当初の予定より1年早くなったようです。
交通系ICカードが使えるのは富山地鉄の路面電車。鉄道や路線バスでは利用できません。車両の降車口の扉横に交通系ICカード専用のカードリーダーがありますので、そこにタッチします。運転士横にあるカードリーダーは「ecomyca」、「passca」用なので、そちらにタッチしてはいけません。交通系ICカードは支払いのみに使え、チャージはできないので、あらかじめコンビニ等でチャージしておく必要があります。交通系ICカードの販売も行っていません。運賃は現金で払ったときと同じく、大人210円、子供110円。「ecomyca」、「passca」とは違って割引はありません。ある程度使う機会があるなら「ecomyca」、「passca」を買えばいい話です。交通系ICカードが使えるだけで十分でしょう。
(追記)
交通系ICカードの導入費用7400万円は富山市が全額負担しました。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/210910_08_icoca_toyama.pdf、北國・富山新聞ホームページ https://nordot.app/818574483769556992、富山テレビホームページ https://nordot.app/819868247331274752)
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