新しい倶知安駅は行き違いができない
北海道新幹線建設に伴い、倶知安駅が移設されます。10月31日に供用を開始します(これに伴い、10月30日の夜と31日の朝、一部の列車が運休し、バス代行輸送となります)。
駅舎(駅舎の場所は今と変わりません)から約40メートルの連絡通路を渡っていく新しいホームはホーム1本のみ。延長92メートル、幅4.5~5メートルです。ホームの延長が92メートルということは、4両編成までしか停まらないということでしょう。往年の倶知安駅の姿を考えると、寂しい現実が現れています。
また、新しいホームは島式ですが、長万部方面に行くのは2番線のみです。1番線は小樽方面への折り返ししかできません。行き違いができなくなります。行き違いのできる隣の駅(小沢、ニセコ)も離れていますが、これでやっていけるということでしょう。ある意味、跨線橋がなくなるので、バリアフリーはやりやすいです。
もっとも、北海道新幹線の開業によって、倶知安から在来線が消えると言うことも十分にあり得ます。それを考えると、新しい駅はコストを抑えた簡素なものにするのが賢明でしょう。
(JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/210917_KO_KuccyanSt.pdf)
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