JR九州「はやっ!便」、博多-熊本間でも実証実験
JR九州の「はやっ!便」は5月18日から、かつて車販準備室だったところを活用して荷物を運ぶサービスです。現在は博多-鹿児島中央間のみで行われています。生鮮品やお菓子のギフトなどの食品類、駅弁の定期輸送が全体の85%を占めています。変わったものとしては、手術器具などの医療機器、工場向けの部品、家族への衣類、パソコン、タブレットのやりとりにも使われています。
その「はやっ!便」ですが、区間を追加することにしました。新たに追加する区間は、博多-熊本間。当初から想定されていたところです。最初は実証実験というかたちで行われました。8月10日に第1回の実証実験を行う予定でしたが、大風や大雨のため延期され、8月24日が第1回ということになりました。8月中の毎週火曜日、熊本を11時台に出発する新幹線で、朝に獲れた鮮魚、野菜、駅弁、特産品などを運びました。これに合わせて、毎週火曜日に開かれる博多の「つばめマルシェ」では、鹿児島の食材に加えて、熊本の食材の販売も行っていました。
(追記)
博多-熊本間でも「はやっ!便」を始めることにしました。2022年1月18日から始めます。最速1時間50分で両駅の間を運びます。
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2021/08/16/210816_hayabin_kumamoto.pdf、https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2021/12/23/211222_hayabin_hakata_kumamoto.pdf)
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