宇都宮のバス、4路線を統合
東北線で宇都宮の次の駅は岡本。その宇都宮と岡本の間には、関東自動車のバスが走っています。
その関東自動車ですが、10月1日にダイヤ改正を行います。岡本方面へのバスは、実は4つの系統で成り立っています。平日の岡本方面で見ると、多くても1日12便です。それをまとめて実質的に1つの系統にします。10月1日からはJR宇都宮駅東口-御幸ヶ原元町-岡本駅西口が26本(平日の岡本方面の本数)、岡本駅西口からさらに和久まで走るのが2本(平日の岡本方面の本数)です。合計28本でダイヤ改正前の26本から若干増えています(東武宇都宮まで行かなくなったことにより、運行時間が大幅に短縮され、それを増便に充てています)。改正後のルートは利用者の多い停留所を選んでいますので、一部の停留所には停まらなくなります。
なぜこのようにまとめたのでしょうか? 関東自動車も新型コロナウイルスの影響で利用者は減っています。このような中、近隣の系統をまとめ、そこに集中することによって運行本数を増やすのが狙いです。統合された系統は約30分間隔でバスが走ります。
話は変わりますが、6月30日からの昼間(9~16時)、地域連携ICカード「totra」や、交通系ICカードを使った場合、宇都宮市内のバス運賃に上限を設けます。上限の額は400円、遠い区間だとお得です。なお、現金で払った場合や、市境を越えての乗り降りは通常料金となります。
(参考:下野新聞ホームページ https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/501309、https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/457109)
| Permalink | 0
「バス」カテゴリの記事
- JR西日本、美祢線にBRTを推奨(2025.02.11)
- 広島県、芸備線のバス転換を条件付きで容認か?(2025.02.12)
Comments