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仙台-盛岡間に直通の臨時快速

 15日のことですが、JR東日本から冬(12月から2022年2月まで)に運転する臨時列車についての発表がありました。新型コロナウイルスの影響で利用者が大幅に減っているので臨時列車も寂しいですが、ひとつ紹介したいものがあります。

 それは12月25日のみ運転される「クリスマスおでかけ号」、仙台-盛岡間に走る臨時快速です。ダイヤは盛岡8:01発仙台11:07着、仙台19:55発盛岡22:51着です。車両はキハ110系の2両編成で、全車自由席です。小牛田や一ノ関での乗り換えが不要で、仙台-盛岡間を結びます。快速なので、通常の普通列車よりも速いです。また仙台から盛岡への最終は仙台19:18発(小牛田行き。小牛田と一ノ関で乗り換え、盛岡22:45着)ですが、この臨時は仙台19:55発なので30分以上遅く滞在することができます。

 クリスマスを仙台で過ごしたいという人より、仙台-盛岡間を普通列車で速く移動したい、という鉄道ファンが使う列車になるかもしれません。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2021/sendai/20211015_s01.pdf)

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Comments

今鉄道で必要なのは若い世代(幼児~10代~20代)及び若い家族世代の乗客を増やす事だと思います(通勤・通学目的以外)。

今回の列車の狙いがもしそうだとすれば他のJR各社もそのような列車の設定を試みてはどうかと思います。

お出かけに鉄道を選択してもらうためにも。
そして鉄道の未来のためにも考える必要があると思います。

Posted by: ノエル | 2021.10.30 09:39 PM

 ノエルさん、こんにちは。

* 今鉄道で必要なのは若い世代(幼児~10代~20代)及び若い家族世代の乗客を

 今回の列車の設定目的はよくわかりませんが(盛岡から見に行くような規模のイベントなのでしょうか?)、若い世代や若い家族世代が利用しやすいようにする努力は必要でしょう。

 わかりやすい切符づくりも重要です。特急券とセットになったシンプルな切符(JR九州の「2枚きっぷ」みたいなもの)、「みどりの窓口」に行かなくても買える切符をもっと推し進めないといけません。

Posted by: たべちゃん | 2021.10.31 12:00 PM

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