長良川鉄道に新型気動車
長良川鉄道は2022年4月に新しいディーゼルカーを導入します。2009年以来の新型車両で、古い車両を置き換えます。
その外観のイメージは急行「おくみの」。国鉄時代に名古屋と北濃とを結んでいた急行列車をイメージした塗装がなされます。国鉄の急行の塗装です。車両の購入費は1.9億円です。中はロングシート(急行みたいにボックスシートではないようです)で、定員は116人です。国鉄時代にはなかったですがその後の時代を反映して、車椅子スペースが2か所あります。内装は長良川をイメージした青です。
車両は新車で、基本的には普通列車として長良川鉄道を走ります。しかし、年4回、イベント用としても走ります。どのようなイベントかと言えば、国鉄時代の再現をするイベント。乗務員の制服や車内販売のワゴンは国鉄時代のものを復刻します。切符は硬券で、タブレットを使ったかつての運行管理システムも実演します。改札は鋏を使い、美濃太田では駅弁の立ち売りを行います。
これらの国鉄時代の再現は、クラウドファンディングで行われます。目標金額は100万円、期間は10月1日から11月末までです。寄付額に応じて1日乗車券のプレゼントや貸切列車の運行、初日に乗る権利といった返礼品がもらえます。
(参考:鉄道ホビダス https://rail.hobidas.com/news/345369/、日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD29AID0Z20C21A9000000/、朝日新聞ホームページ https://www.asahi.com/articles/ASPB86S35PB8OHGB00J.html)
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