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銚子電鉄、電気も売る

 鉄道業ではなく菓子製造業が本業とも言われている銚子電鉄。その銚子電鉄は新たな事業を始めます。

 その事業とは、電気の販売。銚子市が民間と共同で設立した電力小売会社、銚子電力と連携します。銚子電力は市内にある風力と太陽光の発電設備でつくられた電気を買い取り、市の施設などに売っている会社です。すでに2019年には、電気料金の1%を銚子電鉄に寄付するという「銚子電鉄プラン」というものを売り出していました。この度、銚子電鉄と銚子電力が連携して、「銚子電鉄 でんき」というものをつくりました。これを売ってお金を稼ぐのです。

 銚子電鉄によれば、電気代が月6000円の利用者が1件加入し1年間使えば、1往復を走らせるだけの電気代分の利益を稼ぐことができます。1万件加入すれば、1年間の電車運行にかかる電気代を稼ぐことができるようです。

 「銚子電鉄 でんき」の基本料金は0円(家族向け、小規模事業者向けの場合)。加入すれば、1日乗車券の「特別弧廻手形」が年1回もらえます。銚子市民以外でも、沖縄と一部の離島以外は加入することができます。電気を買うというかたちで銚子電鉄を支援することもできるのです。
(参考:朝日新聞ホームページ https://www.asahi.com/articles/ASP9Z7HX3P9YUDCB00K.html)

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