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C寝台とD寝台からなる夜行

 もう満席になったため今から予約することはできませんが、10月23日、関東鉄道常総線で夜行列車、「急行夜空号」を走らせます。

 「急行夜空号」は守谷を23:45に出ます(受付は23:15~23:30の間に行います)。そして翌日5:40に守谷に戻ってきて、解散です。関東鉄道は夜行列車を走らせる距離があるわけではないので、何回も行ったり来たりするのでしょう。

 さて、車両は何を使うのでしょうか? 関東鉄道はロングシートばかりなので、「急行夜空号」もロングシートです。酔っ払いみたいにロングシートで寝るのです。どこで寝るのかといえば、そのロングシート。座席のモケット生地を使ったオリジナル枕をつけて、C寝台、D寝台としています。C寝台とD寝台の違いはベッドの長さ。C寝台は2メートル、D寝台は1.6メートルなので、小柄な女性か子供でない限り厳しいです。幅はどちらも45センチ。通勤用のロングシートをそのままベッドとして使うので、狭いです。寝相が悪いと床に落ちてしまいます。かつて戦前にはロングシートが寝台となるタイプのものがありましたが、それが復活することになります。もちろん、戦前のロングシート寝台車は2等寝台車(今風に言えばA寝台車)なので、通勤用の車両を使うことはあり得ないことでしたが。

 参考までに値段は、夜食がついて、C寝台が13000円、D寝台は12000円です。

(追記)
 この夜行列車の企画ですが、好評だったため、11月13日にも追加されることになりました。11月3日までにホームページで申し込み、抽選となります。
(参考:レスポンスホームページ https://response.jp/article/2021/10/01/349968.html、関東鉄道ホームページ https://www.kantetsu.co.jp、https://www.kantetsu.co.jp/img/news/2021/21102101_kankan/info.pdf)

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