新たな「伊予灘ものがたり」は1両まるごと個室
松山-伊予大洲・八幡浜間を伊予長浜経由で走る「伊予灘ものがたり」。以前にも記事にした通り、2022年春に新たな観光列車、「伊予灘ものがたり」がデビューします。キハ185系車両になります。その新しい「伊予灘ものがたり」はどのような列車になるのでしょうか? 10月のことですが、列車についての詳細が明らかになりました。
新しい「伊予灘ものがたり」の運転区間はこれまで通り松山-伊予大洲・八幡浜間です。1日に2往復します。途中、美しい伊予灘の景色が魅力の下灘に、約10分停車します。
車両は3両に増えます。新たに加わる3号車は「陽華<はるか>の章」と言います。定員はたったの8人、グリーン個室1室とサービスギャレーがあるだけです。グリーン個室は海向きの2人掛けソファーシート4席からなり、8人まで利用することのできる貸切のグリーン個室です。家族や小グループでの旅行、誕生日や結婚記念日などの特別な日に利用できるような部屋です。2人以上なら利用でき、利用人数分の運賃、特急料金とグリーン個室料金が必要です。グリーン個室料金は人数にかかわらず、28000円です。また2号車「黄金<こがね>の章」の海向き展望シートの一部がペアシートになります。夫婦やカップルなど2人で旅行するときにおすすめです。海向き展望シート、2人掛け山側シート、4人掛けボックスシートからなる1号車「茜の章」の定員は27人、海向き展望シート、2人掛け海向きペアシート、2人掛け山側シートからなる2号車の定員は23人なので、3両合わせての定員は58人です。1号車、2号車を利用するには、運賃、特急券、グリーン券が必要です。松山-伊予大洲間で運賃970円、特急料金1200円、グリーン料金1500円の合計3670円となります(値段は10月時点のものです)。
(参考:JR四国ホームページ https://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2021%2010%2018.pdf)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 「サロンカーなにわ」に乗ることのできるミニツアー(2025.01.12)
- 京阪、日中は12分間隔、普通は原則4両に(2025.01.11)
- 北陸新幹線、小浜まで暫定開業?(2025.01.10)
「JR四国」カテゴリの記事
- 2025年3月ダイヤ改正発表(7)(JR四国、JR貨物)(2024.12.18)
- 「THE ROYAL EXPRESS」は淡路島に(2024.09.12)
- 松山の高架化は9月29日(2024.08.09)
- 「マリンライナー」のグリーン車、指定席料金を値上げ(2024.07.28)
- 特急の車内でタクシーの手配(2024.07.15)
Comments