仙台-気仙沼-宮古間の高速バス、10月22日から実証運行
三陸沿いに三陸沿岸道路の整備が進み、この3月には仙台-宮古間の全線が開通しました。これで、仙台から宮古まで高速道路だけで行くことができるようになりました。当然ながら所要時間も大幅に短縮されます。
そこで宮城交通と岩手県北自動車は明日10月22日から2022年1月31日までの102日間、仙台-宮古間で高速バスの実証運行を行います。仙台駅-道の駅シートピアなあど間を1日2往復、うち1往復は仙台空港まで乗り入れます。途中、気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザ、陸中山田駅、宮古駅前にも停まります。気仙沼に停まるのに大船渡や釜石に停まらないのは不思議なところです。釜石は仙台へのバスがあるからかもしれませんが、それなら気仙沼も事情は同じです。ダイヤは仙台駅8:00発道の駅シートピアなあど12:20着、仙台空港15:10発道の駅シートピアなあど20:20着(仙台駅16:00発)、道の駅シートピアなあど7:20発仙台空港12:20着(仙台駅11:40着)、道の駅シートピアなあど15:50発仙台駅20:10着です。仙台空港-仙台駅間、陸中山田駅-道の駅シートピアなあど間のみの利用はできません。運賃は仙台駅-宮古駅前・シートピアなあど間が片道3500円、往復6300円となっています。
また、今回の実証運行は観光庁の既存観光拠点再生・高付加価値化推進事業の採択を受けて行うものです。そこでバスの運行に合わせてツアーも計画されています。三陸鉄道のフリー切符のついたモニターツアーもあります。
(追記)
仙台-気仙沼-宮古間の高速バスですが、2022年4月16日から本格運行を行うこととなりました。なお、仙台空港発着を取りやめるなどダイヤの修正を行い、仙台駅-宮古駅前・シートピアなあど間の運賃を片道4000円、2回回数券7200円としています。
(参考:岩手県北自動車ホームページ www.iwate-kenpokubus.co.jp/uploads/20211014_sanrikuhighway_mi_ke_sen.pdf、www.iwate-kenpokubus.co.jp/uploads/040412_press.pdf)
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