2022年4月から「特得60バス定期」は昼間と休日のみに
名古屋市交通局は、60歳以上だとバスがお得になる「特割60バス定期」というものがあります。3か月10370円と、タダ同然の「敬老パス」ほどお得ではありませんが、3か月通勤定期の26570円と比べると、4割ほどの値段になります。名古屋市以外の人も購入することができます。
ところがこの「特割60バス定期」、2022年4月1日から平日朝夕(10時までと16時以降。基幹バス新出来町線、ゆとりーとライン(平面区間)を除いては、乗車時にバス料金箱に「manaca」をタッチした時刻で判定します)に使えなくなります。平日朝夕に使う場合、通常の運賃がかかります。バスのダイヤが遅れた場合も、例外なくかかります。休日は時間に関係なく利用できます。
このように平日朝夕に使えないようになったのは定年延長や再雇用などで60歳を過ぎても働く人が増えたからでしょうか? 先ほども書いたように「特割60バス定期」は通勤定期に比べると半値以下なので、通勤定期代わりに使われることが増えたのでしょう。
なお、平日朝夕に使えなくなることに伴い、一定の条件で手数料なしで払い戻す制度がつくられています。
(参考:名古屋市交通局ホームページ https://www.kotsu.city.nagoya.jp/jp/pc/TICKET/TRP0004340.htm)
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