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中国山地のローカル線に乗る(1)

 千種5:25発の始発に乗って米原まで行く。途中、名古屋と大垣で乗り換え。大垣で乗り換えた列車は6両編成なので最初は空いていたが、滋賀県に入ると高校生などが乗ってくる。彦根あたりに通うのであろうか? 米原6:59発の新快速姫路行きは、12両編成。発車直前にホームにやって来て、すぐに発車。米原を出た時点では空いていたが、各駅で乗ってきて、近江八幡で全ての座席が埋まる。朝の通勤ラッシュなのでどんどん乗ってくるのだ。大阪までこの状態が続くのかと思っていたら、京都や高槻で降りる人が多く、結局一番混んでいたのは山科-京都間だった。大阪到着が8:36と通勤列車としてはやや遅いからなのか? 大阪を出た時点ではまだ立っている人もいたが、三ノ宮や神戸、さらにその先でも降りる人がいて、姫路に着くころには元の状態に戻る。

 姫路と岡山の間は新幹線でワープ。事前に「エクスプレス予約」で予約しておいたのだ。駅で切符に引き換えておく必要もなく、改札機に「EX-ICカード」をタッチするだけで良い。便利になったものだ。今回は「EX-ICカード」を使ったが、交通系ICカードを登録することもできる。いつものICカードで新幹線に乗ることもできるのだ。さて、乗ったのは「さくら549号」。指定席なので(「エクスプレス予約」なら、指定席でも自由席と同じ値段で乗車できる)、4列シートだ。1週間ほど前に新幹線の切符を予約したが、その時点で窓側の席はほとんど埋まっていた(私はその残り少ない窓側の席を抑えることができた)。コロナとは思えないほどの混み具合だ。当然通路側にも座っている。気になったのは、その隣に座っていた人。食事をしているわけでもないのに、マスクを外したまま、ずっとスマホでアニメの動画を見ていたのだ。アニメを見ていたのでウイルスをまき散らすことはないだろうが、今どき外ではマスクをするのが常識だ。

 岡山で再び在来線に戻る。貯まっていたポイントを「ICOCA」にチャージして、そのチャージした分で昼の弁当を買う。季節商品の松茸の弁当だ。それを持って吉備線のホームに行く。10:18発の総社行きはキハ47の2両編成。前はロングシートで後ろはクロスシートだが、総社までそれほど時間がかからないので前のロングシートのに座る。ディーゼルカーはゆっくりと発車した。ワンマン列車だが、吉備線は「ICOCA」が使えるので、全ての扉から乗り降りができる。それにしてももったいないのは1時間に1本しかないこと。車両もディーゼルカーではなく、ステンレスの通勤列車のほうが似合いそうだ(LRTの低床車にこだわる必要はない)。沿線は住宅地も多いので、こまめに駅を設けると利用されそうだ。話が止まっているLRT化の話を再び進め、JRから分離することで融通が利く鉄道にしたほうが良い。

 総社で伯備線に乗り換えるが時間があるので、一旦岡山方面に戻ることにする。総社11:03発の瀬戸行きに乗る。瀬戸行きは115系の3両編成。黄色一色に塗られている。先頭は切妻で、車内は転換クロスシートになっている。山陽線に入った中庄で折り返し、元々乗る予定だった列車(中庄11:27発、新見行き)に乗る。こちらは213系の3両編成。岡山と高松とを結ぶ「マリンライナー」として使われていた車両で、2扉転換クロスシート。車内はリニューアルされていて、つくられた当時とは雰囲気が変わっていた。この新見行き、最初は混んでいたが、備中高梁までで降り、ガラガラになる。普通列車なので前に客がいない席を見つけて、昼にする。岡山の駅弁かと思って買った駅弁だが、実は三原の駅弁。松茸などのきのこがメインの炊き込み御飯だ。(続く)

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