「SL銀河」は2023年春まで
釜石線を走るSL、「SL銀河」。2014年4月から運行を開始しました。しかしこの「SL銀河」、2023年春をもって運行を終了することになりました。
運行を終了する理由は、旅客車として使っているキハ141系の老朽化のため。キハ141系はもともと客車の50系だったのですが、ディーゼルカーに改造され、キハ141系になりました。札沼線で走っていたのですが、札沼線の電化で不要となり、JR東日本にやって来たのです。「SL銀河」では、エンジンがついていることを活かして、急勾配のある釜石線でC58との協調運転を行ってきました。客車ならともかく、ディーゼルカーなので、製造から40年が経つとかなり古くなって不具合が生じているのでしょう。
2021年の運転は12月5日までです。土曜日に花巻から釜石に行き、日曜日に釜石から花巻に戻ります。2022年は春から再び走り、初冬まで走ります。2023年は春のみ走り、そこで「SL銀河」の運行を終えます。「SL銀河」の運行終了後ですが、新たな観光列車の運行を考えるとのことです。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2021/morioka/20211119_mr01.pdf)
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