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2022年3月ダイヤ改正発表(5)(JR西日本在来線のうち中国地方)

 「スーパーはくと」、「やくも」については、観光での利用に便利な週末(金~日曜日、祝日)のみに運転する列車を設定します。

 岡山地区では、岡山と福山を結ぶ快速「サンライナー」が廃止になります。最近は、利用客の6割が岡山と倉敷の間のみの利用に留まっていました。また、山陽線を中心に、始発を繰り下げ、最終を繰り上げます。そのほかの時間帯も見直す列車は多く、金光で折り返しになるのも4往復できます。津山6:45発の快速「ことぶき」岡山行きは、途中の福渡から各駅に停まります。

 「スーパーおき1号」は浜田から先の運転時刻を変更し、新山口到着が18分繰り上がります。山陰線や境線では列車の削減を行います。快速がほとんどなくなり、宍道より西は全廃されます。山陰線は地元がお金を出して高速化された区間ですが、特急とともに整備された快速がごく一部を残して消えることになります。これまで1時間に1本あった境線で、2時間列車が来ない時間帯ができます。

 広島地区では、広島に23時台に到着する「のぞみ」からの接続を改善します。混雑が問題となっている可部線では、2両や3両で走っていた一部の列車を4両編成にします。平日朝の広島方面行きや平日夕方の可部方面行き全て4両編成になります。距離の短い可部線ならロングシートのほうが適当かもしれませんが(車両は205系あたりで良いでしょう)、ロングシート車両だけを可部線だけにうまく運用できないのでしょう。227系の運転区間を拡大し、新山口まで運転します。新山口までいくのは4往復です。広島地区や山口地区では列車の見直しを行います。美祢線、山口線、山陰線では最終の繰り上げを行います。1時間半以上繰り上げになるところもあります。山口線新山口-宮野間は特急とSLを除く全ての列車が終日ワンマン運転となります。

 なお、2022年3月12日から、南岩国-徳山間でも「ICOCA」が使えます。在来線のIC定期券を持っていれば、新幹線(新岩国-徳山間)にも乗車することができます。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/2021/12/page_19144.html、https://www.westjr.co.jp/press/article/items/211217_10_sanyou.pdf、朝日新聞ホームページ https://www.asahi.com/articles/ASPDK6VJ2PDKPPZB004.html、中国新聞ホームページ https://nordot.app/844171740295741440)

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