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近江塩津に0番線ホーム

 近江塩津は北陸線と湖西線が合流する駅。滋賀県でも北のほうにあるため、雪が降ります。そのとき、ポイントが正しく作動しない事象が起こるのを防止するため、ポイントを動かさずに一定方向に固定していました。しかし、そうすることにことによって新たな問題が生じます。

 それは、湖西線から敦賀方面に向かう普通列車の乗り降りや米原方面への乗り換えができなくなるということ。湖西線堅田方面からの線路にはホームがありません。特急や貨物列車はそのまま通過すれば良いですが、普通列車はホームがないため、ポイントを渡らないといけません。ところが先ほど述べたようにポイントを動かさずに一定方向に固定していたため、堅田方面からの普通列車を停めることができませんでした。

 そこでJR西日本は、これまでホームがなかった堅田方面からの線路に、新たにホームをつくることにしました。新しいホームは0番のりばといいます。4両に対応するホームで、幅は1.5~2メートル、階段で外に出ます。

 0番のりばの使用開始は12月20日。大雪によるダイヤの乱れが見込まれる場合のみに使用します。0番のりばを使うときは、事前にJR西日本のホームページや駅での掲示などによって周知されます。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/211130_03_oumisiotsu_2.pdf

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