全但バスの高速バスに個室
高速バスもお金を出せば、個室のものもありますが、夜行です。
ところが全但バスは12月28日から、大阪-城崎温泉間、大阪-湯村温泉間に個室の高速バスを走らせています(湯村温泉は2022年1月中旬ごろから)。当然ながら夜行ではなく、昼行です。
「グリーンルーム」という名前の個室は、4列シートのバスの8席を取り外して設けられます。2席だけの贅沢な個室です。床から天井に達するパーティションで区切られた個室となっています。扉も閉めることができるようです。通常のシートより幅が広く、リクライニングの角度も大きくなっています。期間限定ですが、KDDIの協力で最新ARグラスを用いて、観光紹介のムービーやYouTubeなどの映像を楽しむことができます。「グリーンルーム」を利用している人は、無料で楽しむことができます。
また、バスに乗っても先頭でない限りは横しか見ることができません。ところが個室内のモニターからは、屋根上や屋根後部など4か所にカメラを設け、通常見ることのできない位置から見ることができます。天井中央のカメラからは、ギリギリの高さでトンネルに入るシーンを見ることができます。天井のカメラからは空を見ることができます。運転士目線のカメラは、まるで運転士みたいです。後方へのカメラもあり、後ろも見ることができます。こちらは豊岡にできた芸術文化観光専門職大学と共同でつくり上げたものです。
なお、「グリーンルーム」には、2022年2月28日までの実証期間中、運賃に1000円を追加するだけで乗ることができます。
(参考:全但バスホームページ https://www.zentanbus.co.jp/information/30198/、Yahoo!ニュース news.yahoo.co.jp/articles/f56e96ebf9190fd24ed89dd9c6258cd5f5a8706d)
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