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津和野が無人駅に

 どんどん有人の「みどりの窓口」のある駅が減っています。今回取り上げるのは、山口への観光でよく訪れる、萩(駅名は東萩)と津和野(津和野は正確には島根県ですが)。この両駅からも「みどりの窓口」が消えました。

 東萩の「みどりの窓口」は8月31日で廃止になりました。9月からは萩市がJR西日本から委託を受け、切符の販売を行いますが(販売するのは一般社団法人萩市観光協会)、販売するのは乗車券、回数券、定期券だけで、特急券などを購入することができません。津和野は駅舎の改良工事のため11月30日で窓口の営業を終了しました。工事が終われば乗車券等の発売を再開する予定ですが、「みどりの券売機プラス」になれば良いところでしょう。

 萩は公共交通機関で行くならば新山口からバスに乗るので、鉄道を使うことはあまりないでしょう。全車指定席の快速「〇〇のはなし」以外は全部普通列車です。それに比べれば特急が3往復あり、SLも来る津和野のほうが事態は深刻でしょう。ただ、全国には特急停車駅であっても無人駅はたくさんあります。「みどりの窓口」や指定席券売機が最寄りの主要駅になくても困らないよう、インターネットで購入して画面にあるQRコードを見せれば(パソコンならQRコードのある画面を印刷する)特急券の代わりを果たすとか、インターネットで注文して高速バスみたいにコンビニでお金を払えばそこで特急券を手に入れることができる(JR西日本等の「e5489」ではコンビニでの支払いもできますが、切符は駅の「みどりの窓口」等で受け取ります)とかの対応をしなければならないでしょう。
(参考:JRおでかけネット https://www.jr-odekake.net/eki/top?id=0801917、https://www.jr-odekake.net/eki/top?id=0640782、萩市ホームページ https://www.city.hagi.lg.jp/soshiki/49/h42537.html、浜田駅の掲示)

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