JR九州にDD200
JRの旅客会社からは、機関車が消えつつあります。列車のほとんどが電車かディーゼルカーで、機関車の出番はありません。新しいのはつくられず、今でも国鉄時代の古い機関車がつくられています。とは言っても分割民営化から30年以上が過ぎ、かなり老朽化しています。そこでJR九州は新しくディーゼル機関車を導入することにしました。
その機関車はDD200。JR貨物のローカル線や入換用の機関車で、JR貨物以外でも貨物鉄道で導入されているところがあります。JR九州では今のところ訓練や走行試験を行っていますが、それが終われば「ななつ星in九州」や検測車の牽引、レール輸送に使われる予定です。
JR貨物はJRの中で唯一、機関車を大量に使うところですから、今後も新しい機関車を導入し続けます。このJR貨物と同じタイプの機関車を導入するのは賢明な判断です。独自で新たな機関車をつくるより安上がりでしょうし、万が一要らなくなったらJR東日本のEF510のように、JR貨物に譲渡することもできます。
(参考:railf.jp https://railf.jp/news/2021/11/15/153500.html、「鉄道ファン」2022年1月号 交友社)
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