南北がつながった、富山の路面電車に乗る(2)
富山に行った目的は、2020年3月に南北がつながった、富山の路面電車に乗るため。富山には南北それぞれに路面電車があったが、途中にJR(現:あいの風とやま鉄道)があるため、分断されていた。しかし、あいの風とやま鉄道が高架化され、南北に分かれていた路面電車がつながることになったのだ。そのつながった部分の長さは100メートルほどだが、ここも乗らないと全ての鉄道に乗ったとは言えない。富山の路面電車の乗り場は、JRの真下。雨に濡れずに行くことができる。
つながった部分に乗るには、岩瀬浜行きに乗ればよい。富山駅12:45発に乗る。旧富山ライトレールの車両だ。次の停留所の前の、かつて富山駅北があったところを通過すれば、目的は達成だ。後は相鉄が残るのみ。そのまま終点の岩瀬浜まで乗って、すぐに折り返す。帰りは富山駅のひとつ先、電鉄富山駅・エスタ前で降りる。南北の路面電車を乗り換えせずに直通できたのだ。
富山から再びJRに乗って、名古屋に戻ることにする。乗ったのは富山14:05発の猪谷行き。キハ120の2両編成だが、高校生で混んでいて座れない。今日一番の混雑だ。ただ、乗っている時間は短く、速星や越中八尾などで降り、越中八尾でガラガラになる。鉄道が利用されるのは越中八尾までなのだろうが、それにしても日中2時間間隔なのは残念なところだ。一時は増発していたようだが、うまくいかなかったようだ。
猪谷で美濃太田行きに乗り換え。猪谷15:08発、美濃太田19:08着とちょうど4時間乗る列車だが、キハ25の2両編成、ロングシート。富山方面から乗ってきた、10人ほどが乗る。飛騨古川で乗ってくるまでは動きはほとんどない。
この猪谷15:08発の列車、高山で23分も停まるので(この間に車掌も乗り、ワンマン列車でなくなる)、いったん外に出る。発車時間近くに戻ると、高校生が乗っていたが、座れないほどではない。ロングシートなので、相席を気にせずに座ることができるのだ。さて、メインの客の高校生だが、意外と遠くまで乗っている。飛騨萩原である程度降りたと思ったら、飛騨萩原から乗ってくる高校生のほうが明らかに多かった。下呂で大半が降りたが(代わりに温泉帰りの観光客も乗ってきた)、中には国境の飛騨金山を過ぎても乗っている生徒もいた。
美濃太田からは多治見経由。美濃太田19:13発の多治見行きはキハ75の2両編成、多治見19:50発の名古屋行きは211系の6両編成だった。
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