JR九州、車内で特急券を買えば割高の料金
割引切符の類でない限り、切符は一部の例外を除いて、駅で買っても車内で買っでも同じ値段です。
ところがJR九州は4月1日乗車分から、門司港・小倉・行橋-博多間の特急(「かいおう」を除きます)の車内で自由席特急券を買うときは、通常より割高なものにします。事前に駅の「みどりの窓口」で買うときより200円高くなるのです。例えば、小倉-博多間の自由席特急料金は600円ですが、車内で買えば800円になります。なお、これに合わせて、門司港・小倉・行橋-博多間の特急列車が停まるホームには、特急券を買うことができる自動券売機を設置します。
自動改札機が整備されている大都市圏なら運賃は確実に収受することができますが、特急料金は乗車時間が短いので、検札に来る前に降りてしまったらもう収受することはできません。車内で買えば割増料金を適用することによって、事前に駅などで買ってもらうようにするのが目的でしょう。JR東日本は以前から車内でグリーン券を買えば割高になるようになっていますし、私鉄でも小田急や西武、京王はそうなっています。
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2021/12/13/211213_tokkyu_shanai.pdf)
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