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岡山駅東口広場への路面電車乗り入れ、2025年度に

 岡山には路面電車が走っていますが、駅とは若干離れています。そこで路面電車を岡山駅東口広場に乗り入れる工事が行われています。2022年度に完成予定とされていましたが、2025年度に遅れるようです。

 なぜ3年も遅れるのでしょうか? 軌道敷設に伴う駅地下・岡山一番街北エリアの補強工事に時間がかかることが分かったのです。岡山市はエリアの全ての通路を封鎖して梁や柱の補強を行う予定でしたが、この方法が建築基準法に違反することが分かったのです。火災などに備えて通路を常に確保しておかないといけなかったのです。通路を確保するには工事区域を細かく分けて順番に行う必要があり、工期の大幅な延長を余儀なくされたのです。これに伴い、休業補償を払わないといけない店舗数は9からほぼ倍増することになりました。

 これにより、約43億円の事業費がほぼ倍増することになりました。岡山市は路面電車の岡山駅東口広場乗り入れに合わせて、タクシー乗り場や一般送迎の位置を変えるといった東口広場のリニューアルも計画していましたが、その規模を縮小し、事業費を66億円に抑えることにしました。
(参考:山陽新聞digital https://www.sanyonews.jp/article/1218161)

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