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阪神高速14号松原線の一部区間が3年間通行止め

 阪神高速環状線と松原とを結ぶ14号松原線。大阪市内から西名阪道方面に行くのに便利な路線です。ところがこの14号松原線、6月ごろから3年ほど一部区間で終日通行止めにします。

 なぜ通行止めになるのかといえば、喜連瓜破付近橋梁の架け替え工事が必要になったため。喜連瓜破付近橋梁は供用から約40年経過したコンクリート橋。長居公園通りという主要道路をまたぐため橋脚を設けることができず、橋桁の中央付近にヒンジという継ぎ目を設けることにしました。この設計は建設当時、よく用いられていましたが、経年とともにヒンジ部の垂れ下がりが大きくなりました。想定を上回る垂れ下がりで、路面も大きく沈み込んでいます。これまでもヒンジ部の補強を行ってきましたが、このたび長期にわたる健全性、耐久性を確保するために、橋梁の架け替え工事を行うことになりました。鋼製の連続橋に架け替え、ヒンジをなくします。この架け替えのため、14号松原線のうち、喜連瓜破出入口-三宅ジャンクション間(約2.5キロ)が3年ほどの間、終日通行止めになります。周辺環境への影響や自動車交通への影響をできるだけ抑えようとすると、3年も時間がかかってしまうようなのです。

 14号松原線の迂回路としては、2020年3月に全線開通した6号大和川線、13号東大阪線と近畿道の組み合わせ等が考えられます。
(参考:阪神高速道路ホームページ https://www.hanshin-exp.co.jp/company/files/211210pressrelease.pdf)

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