三宮-神戸間にLRT
神戸にLRTを走らせるという構想があります。
LRTが走るのは、三宮と神戸の間。三宮からいったん南に向かい、阪神高速にぶつかったところから阪神高速に沿って神戸に向かいます。
なぜLRTをつくるのでしょうか? 神戸の中心、三宮の復興を図るためです。阪神大震災以降、神戸はパッとしません。かつての神戸を取り戻すため、長い間必要性を認識していながらできなかった神戸市中心部の再整備を行うのです。震災前から構想があった三宮の再整備をようやく行うことができるようになったのです。三宮を中心に北野の異人街から旧居留地、元町などに至る回遊ルートを整備して、「歩いて楽しめるまち」を目指します。
「歩いて楽しめるまち」をつくるためには、今の車中心の道路からの転換を図らないといけません。今は幅の広い道路が目立っていますが、段階的に車道を減らし歩道を増やします。最終的には公共交通機関以外は車道を利用できないようにします。その一環としてLRTがあるのです。
もっとも、LRTは線路を敷けば終わりではありません。整備する工場も必要になり、三宮-神戸間といった短い距離なら非効率になる危険性もあります。神戸にLRTをつくるのなら、海岸線を地下鉄ではなくLRTでつくったほうが良かったのかもしれません。
(参考:産経新聞ホームページ https://www.sankei.com/article/20220112-RVOFEYGJYROTDAMJLNTXRVPYDE/)
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