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近鉄南大阪線等、急行や準急の運転区間短縮、末端は2両ワンマンへ

 近鉄は4月23日にダイヤ改正を行います。

 今回ダイヤ改正を行うのは南大阪線、吉野線、長野線、御所線。元々長期にわたって利用者が減っている傾向にある中、新型コロナウイルスの影響でさらに利用が減っているので、それを考慮したダイヤにします。昼間時間帯を中心に一部列車の行先及び車両編成の変更、一部列車のワンマン化を行います。本数はできるだけ減らさずに車両編成を実態に合わせたものにすることで対応しています。

 もう少し細かく見ていきましょう。大阪阿部野橋-吉野間を走る一部の急行(上下合わせて平日は9本、休日は7本)を大阪阿部野橋-橿原神宮前間に短縮します。橿原神宮前-吉野間は代わりに2両編成のワンマン運転の列車が走ります。上下合わせて平日24本(このほかに区間運転4本)、休日20本です。運転区間を短縮する本数に比べてワンマン列車になる本数が多いことから、2021年7月のダイヤ改正で大幅に増えた区間急行を受ける列車も2両編成のワンマン列車になると思われます。4月23日なら吉野の桜も終わっているので、車両編成が短くなっても問題はないのでしょう。

 大阪阿部野橋-橿原神宮前間を走る一部の準急(上下合わせて平日は22本、休日は26本)を大阪阿部野橋-古市間に短縮します。古市-橿原神宮前間は代わりに2両編成(一部ワンマン運転)の列車が走ります。上下合わせて平日57本(このほか区間運転や御所線直通6本)、休日53本(このほか区間運転や御所線直通9本)です。

 平日については、大阪阿部野橋-古市間の普通のうち4本を大阪阿部野橋-藤井寺間に短縮します。藤井寺-古市間は本数が減りますが、普通は遅くて藤井寺に着くまでに準急などに抜かれていますので、実質的な損害は軽微でしょう。
(参考:近鉄ホームページ https://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/2022daiyahenkou.pdf)

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