なぜ新幹線の座席は7つ減ったのに定員は4人減で済むのか?
16両編成の東海道・山陽新幹線で車椅子用の座席があるのは11号車。12Cと13Cの2席を潰して、車椅子を置くスペースとしています。車椅子の利用者は隣のB席に座るという想定です。
ところが、車椅子のスペースが増えることになりました。東海道・山陽新幹線の場合、2席から6席に増えます。これに伴い、11C、11D、11E、12D、12E、13D、13Eの7席が消えましたが、定員は4人減るだけです。なぜ座席は7つ減るのに、定員は4人しか減らないのでしょうか?
実は、D席、E席にできた車椅子スペースでは、車椅子に乗ったままなのです。車椅子がそのまま座席代わりになるのです。車椅子に乗ったままの席が3つあるので(11~13列のD、E席)、定員は4人しか減らないのです。なお、11Cについては、これまで通り、隣の11Bに座ることになります。
(参考:「鉄道ファン」2022年3月号 交友社)
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