下関まで「ICOCA」
これまで「ICOCA」は南岩国までしか使えませんでしたが、3月12日からは徳山まで使えるようになります。そしてついに2023年春、徳山-下関間等でも使えるようになります。
2023年春から「ICOCA」が使えるようになるのは、新南陽(徳山の西隣の駅)から下関までの20駅と、山口線の湯田温泉、山口の2駅。山口線の2駅は利用者が多いために選ばれたようです。ただ山口線の2駅では、「ICOCA」は切符としてしか使えません。定期券として使えないようです。なお、今回「ICOCA」が導入される22駅では自動改札機を設置し、自動券売機を改修するため、約10億円の費用がかかります。
実は下関は、すでにJR九州のICカード、「SUGOCA」のエリアに入っています。「ICOCA」のエリアが西に延びることにより、「SUGOCA」とつながります。下関では、会社の境を越えてICカードを使うことができるのでしょうか? 改札機のシステムが異なるため、下関以外のJR西日本の駅とJR九州の駅との間の利用ができるかどうかは決まっていません。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220209_01_icoca.pdf、朝日新聞ホームページ https://www.asahi.com/articles/ASQ29758ZQ29TZNB005.html、NHKホームページ https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20220210/4060012575.html)
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