「WEST EXPRESS 銀河」、2022年度は山陰と南紀へ
117系を改造した「WEST EXPRESS 銀河」。2022年度の運行方面が決まりました。
2022年度は4月に車両メンテナンスを行いますので、5月から運行を開始します。5月から9月までは、山陰に行きます。京都-出雲市間を伯備線経由で走ります。上下とも夜行で走ります。10月から2023年3月までは、京都-新宮間を阪和線、紀勢線経由で走ります。新宮行きが夜行、京都行きが昼行で走ります。このほかにも、臨時的にほかの地域へ「WEST EXPRESS 銀河」が走る計画があるようです。
山陰や紀南へは2021年度も走っていますが、いくつか変更点があります。山陰については、上りの終着駅を大阪から京都まで延長します。紀南については、車窓から紀南の魅力的な海の景色を楽しむことができるよう、沿線の景観改善を行い、窓から直接海の景色を楽しむことのできる席の数を大幅に増やします。上りの京都到着時刻を早めて、首都圏方面に帰りやすくします。上りは運行曜日ごとに途中停車駅を変えます。両コースともにおもてなしの内容をリニューアルし、沿線の新しい魅力を楽しむことができます。
なお、運転日、運転時刻などの詳細は決まり次第、改めて発表されます。
(追記)
その「WEST EXPRESS 銀河」ですが、当初は若者や女性に利用してもらうことを狙っていました。しかし現状は、男性の一人旅が主体のようです。自分の席から動くことも少ないようです。旅行商品扱いとなって高額になり、抽選結果を待たないといけないのが災いしているようです。仕方のないことかもしれませんが、気軽に利用できないのです。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220125_02_ginga.pdf、「鉄道ジャーナル」2021年11月号 鉄道ジャーナル社)
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