西鉄バス、3月に値上げ
西鉄グループのバスは、3月1日と3月19日に値上げを行います。
まず3月1日には、赤字幅の大きい路線を中心に、高速バス8路線の値上げを行います。値上げの対象は、福岡-熊本間、福岡-北九州間、福岡-佐賀間など比較的短距離のものが中心で、福岡-熊本間は2280円(片道運賃、以下同じ)から2500円に、福岡-北九州間は1150円から1350円に、福岡-佐賀間は1050円から1100円になります。回数券も合わせて値上げになります。
福岡-宮崎間、福岡-岡山間では運賃制度が変更になります。福岡-宮崎間はダイナミックプライシングになります。回数券の類が一切なくなり、直近の予約状況に応じて柔軟に運賃を変動させます。現行の片道運賃は4710円ですが、ダイナミックプライシングでは3500円から6000円の幅で変動します。なお、65歳以上の人にはシニア割があり、4500円均一です。福岡-岡山間はカレンダー運賃になります。現行の片道運賃は7540円ですが、カレンダー運賃では6600円から9100円の幅で変動します。
3月19日には路線バスの運賃も変わります。変わるのは、都市高速を通るバス。これまで都市高速を通るバスは一般道を通るバスよりも安い運賃になっているものがありましたが、それを一般道経由と同等の運賃に変更します。そもそも、都市高速を通って速いのなら少々高くても不思議ではないのですが、これまで西鉄バスは逆に都市高速経由のほうが安かったのです。何か理由があったのでしょうか? また、ほかの公共交通機関との対抗上、割安な運賃設定を行っていたところがありましたが、そこについても見直します。
同じ3月19日には福岡地区で路線バスのダイヤ改正も行います。詳しい内容は決まっていませんが、一部都市高速経由のバスが廃止されます。
(参考:西鉄バスホームページ https://www.nishitetsu.co.jp/release/2022/21_089.pdf、https://www.nishitetsu.co.jp/release/2022/21_088.pdf、https://www.nishitetsu.co.jp/release/2022/21_090.pdf)
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