芸備線の利用促進策で休日の利用者は増えたが
一部区間の利用者が著しく少ない芸備線。そこで利用促進のため、いろいろな利用促進策がとられました。
その利用促進策の結果、利用者が大きく増えました。備後落合-備後庄原間で休日の利用者が前年同期に比べて2.3倍に増えたのです。
もっともJR西日本はそのことについて評価していません。増加したのは旅行客などで、地元住民の利用者は増えていないというのです。廃止がアナウンスされる前に乗っておきたい、という鉄道ファンもいたことでしょう。地元自治体の掛け声はともかく、すでに地元住民からは見放されているのです。
芸備線でJR西日本に任せておいても問題ないのは狩留家-広島間ぐらいで、三次-狩留家間でも大幅な改善をしないと危ないでしょう。備後庄原以東に至ってはいつ廃止になっても文句は言えないです。廃止されたくなかったら、JR西日本に押し付けるのではなく、税金垂れ流し覚悟で地元が引き受けないといけないのです。
(参考:広島ニュースTSS https://nordot.app/863342443951570944?c=648454265403114593)
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