京都市交通局、3月19日ダイヤ改正で地下鉄、バス減便
新型コロナウイルスで頼みにしていたインバウンドが消え、経営に苦しんでいる京都市交通局。その京都市交通局ですが、3月19日にダイヤ改正を行います。
簡単にダイヤ改正の概要を述べると、地下鉄は朝夕のラッシュ時の輸送力は維持しますが、利用状況に応じてダイヤの見直しを行います。夜間は減便します。バスも朝の通勤・通学時間帯や最終便は維持しますが、利用状況に応じて路線やダイヤの見直しを行い、車両数を削減します。民間バス事業者(京都バス、西日本ジェイアールバス)との連携強化も行います。一部路線において、他社のバスと共同で運行するのです。
地下鉄は2回に分けて減便を行います。まず3月19日には21時以降に、烏丸線、東西線ともに2往復減らします。秋ごろからは、昼間時間帯において烏丸線、東西線ともに4往復の減便を予定しています。なお、始発や最終の時刻の変更はありません。
バスで目立つのは急行系統等の廃止。2020年4月から断続的に運休していますが、急行系統等がなくてもほかのバスで十分対応できているため、急行系統等の休止を行います。深夜バスについても2020年4月から断続的に運休していますが、こちらも終電の繰り上げ等によって需要が減っていると考えられるため、廃止します。運行回数の多い路線を中心に、昼間時間帯以降にバスの運行間隔を広げます。2~10分程度拡大します。
(参考:京都市交通局ホームページ https://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000293856.html)
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