阪急淡路付近の高架、完成が19年遅れる
淡路は阪急京都線と千里線が交わる駅。一日中列車が行き交っていますが、高架化の工事が行われています。2008年に着工し、阪急京都線と千里線の線路合計7.1キロを高架化し(淡路など4駅が高架化されます)、17か所の踏切をなくします。
この高架化工事、当初は2012年度に完成する予定でしたが(と言うことは、本来ならこのころにはすでに高架化が完成していたということになります)、用地買収などの遅れで、2031年度になります。当初の予定から19年も遅れて完成することになります。
また、高架化工事の事業費が694億円増えて2326億円になりました。大阪市によれば、2016年に神戸市で起きた新名神の橋桁落下事故を受けて、安全対策を強化したとのことです。周辺の土壌汚染や軟弱地盤の対策も必要になり、事業費が増えたのです。なお、この効果か工事は、事業費の8.5%を阪急が、残りを国と大阪市が負担します。
(参考:朝日新聞ホームページ https://www.asahi.com/articles/ASQ3D2GM9Q3CPTIL03J.html、大阪市ホームページ https://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000160751.html)
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