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京都バス、年1回のみのバスを大幅に削減していた

 基本的に路線バスは毎日運行されるものですが、中には特定の日しか運行されないものもあります。

 京都バスにはそのようなバスが11系統あります。運行日は1年でたったの1日、春分の日だけです。沿線の人口が少なかったり近くに別の路線が並行して走っていたりしているため、バスの需要はほとんどありません。しかし、そのような路線でもいったん廃止してしまうと、再度設定するときに国の認可や住民との調整が必要になります。簡単には再開できないので、需要が増えて場合に備えて年に1本だけ走らせていたのです。この珍しいバスを狙って全国からファンが押し寄せ、1台では対応できずに臨時便を出すこともありました。

 とは言っても、これは本来の姿ではありません。年1回とはいえバス停がある以上、その道路占有料もかかります。そこで京都バスは3月19日のダイヤ改正で、年1回だけ走らせていた11系統のうち、今後増便する見込みがないと判断された6系統を廃止することにしました。年1回の運行日の直前に廃止されることになったのです。これに伴い、9か所のバス停が廃止されました。
(参考:Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/7ef8573b53abc7733cde6ad9b29ec325c384e9a9)

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