茅野-長野間にE353系3両編成の特急
2022年春には善光寺御開帳、諏訪大社の式年造営御柱大祭、穂高神社の式年遷宮が行われます。これに合わせて、JR東日本長野支社はいろいろな臨時列車を走らせます。
まず、茅野-長野間には、特急「信州」を走らせます。長野と諏訪とを直通する特急列車は約6年ぶりのことです。「信州」はE353系の3両編成で、全車指定席です。運転日は4月23、24、29、30日、5月1、7、8、28、29日、6月4、5、11、12日の13日間で、運転日は1日2往復します。ただ列車によって所要時間は大きく変わり、最速は茅野-長野間1時間41分ですが、一番遅いのは2時間55分もかかります。4月16、17日、5月21、22日、6月18、19日には富士見-長野間に全車指定席の快速、「リゾートビュー諏訪湖」が走ります。HB-E300系の2両編成です。
5月の穂高神社の式年遷宮に合わせて、松本-穂高間に臨時列車が走ります。運転日は4月29、30日、5月1、7、8日の5日間で、松本-穂高間を2往復します(うち1本は快速、残り3本は普通)。E127系2両編成です。
篠ノ井線塩尻-西条間は今年2022年、開業120周年を迎えます。これを記念して、6月25、26日に快速「篠ノ井線120周年号」が走ります。12系客車3両をELで挟んで走り、全車指定席です。運転区間は「篠ノ井線120周年1号」が松本→西条間、「篠ノ井線120周年2号」が西条→塩尻間、「篠ノ井線120周年3号」が塩尻→長野間です。
このほかにも観光列車の運転が用意されています。
(追記)
善光寺の御開帳は本来、2021年に行うものだったのですが、新型コロナウイルスの影響で1年延期されていました。また、参拝者を分散させるため、御開帳の期間を1か月長くして、6月29日までとします。感染状況によっては、途中で中止になることもあります。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2021/nagano/20220221_na01.pdf、NHKホームページ https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20220403/1000078598.html)
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