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3月16日の地震で東北新幹線一部区間で運転見合わせ、東北線等に臨時快速

 3月16日深夜に起きた地震で東北の鉄道は大きな被害を受けました。東北新幹線那須塩原-盛岡間が運休し、残る東京-那須塩原間、盛岡-新青森間で臨時ダイヤを組んでいます。各駅停車だけで1時間に1本程度(東京-那須塩原間の朝夕は多い)走ります。

 この一部区間で運休している東北新幹線を補うため、臨時列車が走ります。19日から21日の間(22日以降の予定は今のところ決まっていません)、那須塩原-仙台間及び仙台-盛岡間で全車自由席の臨時快速が走ります。那須塩原-仙台間はE653系7両編成が1日2往復、仙台-盛岡間はキハ110系2両編成が1日1往復走ります。途中停車駅は那須塩原-仙台間が新白河、郡山、福島、白石、仙台-盛岡間が小牛田、石越、一ノ関、水沢、北上、花巻です。なお、常磐線も広野-山下間が運休しているため、「ひたち」で行くことはできません。

 東北線以外でも臨時列車は走ります。羽越線では「いなほ5号」、「いなほ10号」が秋田まで延長されます。延長される酒田-秋田間は普通車全車自由席の快速として走ります。途中停車駅は遊佐、象潟、仁賀保、羽後本荘です。なお、「いなほ10号」は本来グリーン車のない4両編成ですが、7両編成に変更されています。

 とは言っても在来線では遅いので、航空機の臨時便の設定もあります。新幹線が復旧するまでは、こうやってしのぐしかないでしょう。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp、河北新報ホームページ https://kahoku.news/articles/20220319khn000025.html、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/116801、railf.jp https://railf.jp/news/2022/03/19/203000.html)

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