高速バス名古屋・金沢線ダイヤ改正で金沢駅前直行
名鉄バス、北陸鉄道、ジェイアール東海バス、西日本ジェイアールバスの4社が共同運行する、高速バス名古屋・金沢線。JRの特急「しらさぎ」のライバルとも言える存在ですが、4月1日にダイヤ改正を行います。
これまで名古屋・金沢線は金沢市中心部の片町、香林坊、武蔵ヶ辻にも停まっていましたが、4月1日のダイヤ改正でこれらの3つの停留所への停車を止め、金沢駅前に直行することになりました。名鉄バスセンターと金沢駅前との間が最大で15分短縮され、最速3時間38分で結ばれることになりました。これによって金沢の中心部へは乗り換えとなりますが、「しらさぎ」は北陸新幹線敦賀開業によって敦賀での乗り換えが増えることから、問題ではないと考えているのでしょう。むしろ、乗り換えの手間があるとは言え、部分的に新幹線が開業することによって名古屋-金沢間の所要時間が短縮することから、高速バスも競争力の維持のためには金沢までの所要時間を短縮しておいたほうが得策と判断したのでしょう。観光地でもある金沢市の中心部は渋滞しやすいので、それも回避できます。
また、運賃制度も変わります。利用時期に応じて運賃が変わり、3600円から5500円まで大きく変わります(子供は乗車日にかかわらず2750円均一)。往復割引が消えますので、閑散期でも往復だと現行と同一の7200円、ゴールデンウィークなどの繁忙期だと11000円もかかります。
(参考:名鉄バスホームページ www.meitetsu-bus.co.jp/info/detail/793、中日新聞ホームページ https://www.chunichi.co.jp/article/422657)
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