明知鉄道で腕木式信号機体験
列車が進むことができるのか運転士に知らせるため、鉄道には信号機が備えられています。かつては駅員が人力で動かす、腕木式信号機というものがありました。駅員が操作レバーを上げ下げすると、ワイヤが動いて信号機の腕木が動きます。腕木が横にあるなら赤信号、下に下がっているなら青信号です。
このような腕木式信号機が現役で使われているところはほとんどありません。津軽鉄道ぐらいで、明知鉄道も信号の自動化で2004年に廃止になりました。ところが、かつて岩村駅で使われていた腕木式信号機は構内線路脇に移されただけで、解体されずに残っています。
そこで明知鉄道はその腕木式信号機をファンの強い要望で体験用に整備しました。2月末から一般に開放されています。列車の行き来がない10時から15時の間、当日の乗車券または入場券のほか、体験切符300円を買えば体験することができます。貴重な存在となった腕木式信号機のレバー操作を体験することができるのです。
(参考:岐阜新聞ホームページ https://nordot.app/872647766757212160?c=648454265403114593)
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