泉北にもVisaのタッチ決済を拡大
南海の一部の駅で実証実験として行っている、Visaのタッチ決済。これがまた、拡大します。
4月25日から利用できるようになるのは、泉北の各駅(中百舌鳥はすでにVisaのタッチ決済が使えます)。12月11日まで、実証実験として利用できるようになります。泉北の各駅では、有人窓口に専用読取端末機があり、そこをタッチして乗ることになります。南海と乗り継いで利用する場合は、自動的に乗継割引を適用します。普通運賃と同じように、南海、泉北で50円ずつ引き、合わせて100円の乗継割引となります。Visaのタッチ決済で、鉄道の乗継割引が適用されるのは、これが初めてのケースです。
なお、泉北から南海を経由して、南海フェリーに乗る場合は注意が必要です。すでに南海と南海フェリーを乗り継ぐときには、自動的に「好きっぷ」の割引運賃が適用されます。ところが、泉北から南海を経由して南海フェリーに乗る場合、まず南海と泉北の乗継ぎ割引が適用されるので、「好きっぷ」は適用されません。南海の運賃分が余計にかかってしまいます。これを防ぐためには、いったん中百舌鳥で降りる必要があります。そうすれば、中百舌鳥から先は自動的に「好きっぷ」が適用され、泉北の運賃だけを別途払えば良いのです。逆に南海フェリーから南海を経由して泉北の各駅に行くときは、中百舌鳥で途中下車する必要はありません。中百舌鳥まで「好きっぷ」が自動的に適用され、泉北の分だけ運賃が別途かかります。
南海の利用可能駅も増えます。5月から順次、岸和田、泉佐野、和歌山大学前、北野田、林間田園都市の5駅でも使えるようになります。
(参考:南海ホームページ https://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/220415.pdf)
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