「ななつ星in九州」、車両もコースもリニューアル
豪華観光列車の「ななつ星in九州」ですが、2022年秋に大きく生まれ変わります。車両もコースもリニューアルをするのです。
これまで「ななつ星in九州」の定員は最大14室30人でしたが、リニューアルにより最大10室20人とします。2号車はこれまで食事などを楽しむことができましたが、ここをサロンとします。乗客が出合い、語らう場になります。車内アクティビティ等にも使われます。2号車には本格的な茶室もあります。九州各地の銘茶を中心に揃えます。隣の3号車には九州各地の様々な工芸を見ることができたり、オリジナルグッズを買うことができたりするギャラリーショップがあります。同じ3号車には専属のバーテンダークルーがいるバーラウンジもあります。なお、定員が減ることにより、食事スペースは1号車のラウンジカーだけで対応できるようです。
10月からはコースも大きく変わります。3泊4日コースは季節によってコースが変わります。10~12月は霧島(これまで通らなかった吉都線を通ります)、2023年1~3月は雲仙です。雲仙コースは南九州には行かず、熊本からフェリーで島原に渡ります。熊本-熊本港間、島原港-雲仙-諫早間はバスでの移動です。1泊2日コースは初めて南九州を走ります。ぐるっと九州を一周します。
このようなリニューアルに伴い、値段も変わります。「スイート」2人1室利用時の1人当たりの金額は、1泊2日コースでも65万円します。3泊4日コースになると雲仙が115万円、霧島が125万円します。一番高級な「DXスイートA」だと170万円します(3泊4日霧島コース)。あまりにも高すぎてどうでもいいぐらいの値段です。
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2022/04/08/220408_nanatsuboshi_reborn.pdf、タビリスホームページ https://tabiris.com/archives/nanatsuboshi2022/)
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