JR北海道、「日勝半島物語きっぷ」を発売
日高山脈襟裳国定公園には国立公園になるという話があるようです。そこでJR北海道は、日勝半島(日高山脈を挟んで隣り合う、十勝南部と日高東部の9市町村のエリア。帯広市、幕別町、中札内村、更別村、大樹町、広尾町、浦河町、様似町、えりも町が該当します)への誘客を促進するため、十勝バス、ジェイ・アール北海道バスと連携して、「日勝半島物語きっぷ」を発売しています。
この「日勝半島物語きっぷ」は札幌-帯広間と札幌-苫小牧間のJR、苫小牧-様似・えりも間の高速バス「特急とまも号」(ジェイ・アール北海道バス)、帯広-広尾間の十勝バスの路線バス、広尾-様似間のジェイ・アール北海道バスの路線バスを使って一周することができます。帯広から先に時計回りに回っても、苫小牧から先に反時計回りに回っても構いません。JRでは特急に乗る場合、特急料金は別払いで、途中下車はできません。帯広-広尾-様似間の路線バスに関しては、逆戻りをしない限り、何回も途中下車できます。利用期間は4月23日から11月24日まで(11月21日利用開始分まで)、発売期間は4月15日から11月21日までです。4日間有効で、JR北海道の札幌近郊の主な駅の指定席券売機、「話せる券売機」で発売します(「みどりの窓口」では販売しません)。値段は9500円です(子供は半額)。
ただ、苫小牧-様似・えりも間の「特急とまも号」が1日1往復しかないため、周遊コースを組むパターンはかなりの制約を受けることになります。苫小牧-静内間でバスを運行している道南バスを引き込み、日高地方でも途中下車できるようにしたほうがバリエーションができて良かったと思われます。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20220408_KO_pass.pdf)
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