地下鉄の駅は防空壕になる?
大阪市は3月29日付けで、99あるOsakaMetroの地下駅を、武力攻撃時の避難場所に指定しました。
元々大阪市は、国民保護法の規定により、地下や堅牢な建築物等を有事における避難施設として指定しています。ただ、これらの施設は市民に知られていないことも多く、アピール効果を高めるため、地下鉄の駅を避難施設に指定することにしたのです。この指定によって、大阪市の避難施設は607か所になり、人口カバー率は135%にもなりました。
ちなみに松井大阪市長によれば、地下の施設は基礎が堅牢であるため、核兵器はともかく、ミサイルなら対応できるようです。実際に避難施設に駆け込まないといけない事態がないに越したことはないですが、いざというときのために準備することは考えておかないといけないでしょう。
ちなみに、第二次世界大戦のとき、大阪の地下鉄は、空襲からの避難に使われたという話があります。
(参考:レスポンスホームページ https://response.jp/article/2022/04/09/356071.html、朝日新聞ホームページ https://www.asahi.com/special/koe-senso/?id=2544&tag=70)
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