阿武隈急行も地震で代行バス
3月16日に起きた福島県沖の地震により、東北新幹線は大きな被害を受け、一部区間で運休していましたが、4月14日に運転を再開しました。ところが、今なお運転の再開の見込みがない鉄道があります。
それは阿武隈急行。4月18日に丸森-槻木間が運転を再開し、4月25日からは梁川-槻木間に拡大します。4月18日から28日までの間は日中は運転をしませんが、4月29日からは日中の運転も行います。
ところが残る福島-梁川間については、復旧の見込みが立っていません。全線の運転再開は6月以降になるようです。代替バスは4月4日から運転されていますが、朝に福島行きが2本(梁川地区は乗車のみ、福島地区は降車のみ)、夕方に梁川行きが2本(福島地区は乗車のみ、梁川地区は降車のみ)走るだけです。しかも走るのは平日のみで、休日は運休します。代替バスが走る時間帯以外に利用したいときは、福島交通の路線バスを使います。
なお、代替バスは阿武隈急行の定期券で乗ることはできません(定期券の払い戻しには応じています)。運賃は一律で、大人500円、学生(大学生、高校生、中学生、各種学校)400円、子供200円です。福島交通のICカードも使えません。
(追記1)
運休が続いていた区間のうち、保原-梁川間については、5月23日から運転を再開します。6月10日までの間は、朝夕のみの運転です。残る福島-保原間の運転再開予定は6月下旬です。
(追記2)
運休が続いていた福島-保原間は、6月27日から運転を再開します。7月4日からは通常ダイヤでの運行に戻ります。
(参考:阿武隈急行ホームページ www.abukyu.co.jp、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/117137)
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