えちごトキめき鉄道、2025年4月に20%の値上げ
えちごトキめき鉄道は開業から5年を経過した2020年4月に約30%の値上げをしましたが、再値上げをすることを考えています。
再値上げをする時期は、2025年4月。3年先の話です。このときは運賃を20%値上げします。新型コロナウイルスの影響で利用者が減り、そうでなくても人口が減少傾向にあり、鉄道施設の維持補修や更新が必要なため、再度値上げすることにしたのです。新型コロナウイルスの影響で経営が厳しいため、3月には新潟県、上越市、妙高市、糸魚川市から合計約9億円の経営支援を受けましたが、それでは足らないのです。開業時に資金残高は約52億円ありましたが、今の状況だと2025年度末には7.25億円にまで減ると考えられています。しかもこの想定は、今後行う予定の変電所の更新を全額公的補助で行うことを前提としていて、もし一部でもえちごトキめき鉄道が負担することになれば、さらに資金残高が減少します。
2023年度からは乗客の少ない日中を中心に運行本数を減らします。人件費や経費の削減を行い、設備投資のための公的支援について、新潟県や上越市、妙高市、糸魚川市と協議をします。
(参考:上越タウンジャーナル https://www.joetsutj.com/articles/31237827)
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