BRTの整備費用は約300億円
東日本大震災でJR東日本は大きな被害を受け、気仙沼線、大船渡線は一部がBRTになりました。さて、BRTにするためにかかった費用はどれぐらいでしょうか?
9日に明らかになったところによれば、気仙沼線、大船渡線のBRT整備費用は志津川の移設などが完了していないので、最終的に確定した金額ではないのですが、約300億円とのことです。鉄道だと約1100億円(ただし、JR東日本が負担するのは、震災前の状態に戻すためにかかる430億円のみで、残りは公的負担となります)とのことだったので、3割弱に抑えられたということになります。
利用者が少ない路線ということを考えると、JR東日本の対応としては、悪くはないでしょう。鉄道を維持させることが大事なのではなく(地元自治体がお金を全額出すのならともかく)、実情に合った公共交通をきちんと確保することが大切なのです。
(参考:河北新報ホームページ https://kahoku.news/articles/20220509khn000028.html)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 万葉線にもようやくICカード?(2023.03.19)
- 箱根登山鉄道、座席料金を改定(2023.03.19)
「JR東日本」カテゴリの記事
- 651系は3月18日のダイヤ改正で引退(2023.03.11)
- JR東日本、久留里線の一部区間で存廃協議 (2023.03.10)
- 南武線にE127系(2023.02.20)
- 「TRAIN SUITE 四季島」でも1人の利用ができた(2023.03.20)
「バス」カテゴリの記事
- 2月20日に名古屋-白川郷-金沢間高速バスが走り始めていた(2023.03.05)
- 根室線富良野-新得間、2024年春にバス転換か?(2023.03.08)
Comments