BRTの整備費用は約300億円
東日本大震災でJR東日本は大きな被害を受け、気仙沼線、大船渡線は一部がBRTになりました。さて、BRTにするためにかかった費用はどれぐらいでしょうか?
9日に明らかになったところによれば、気仙沼線、大船渡線のBRT整備費用は志津川の移設などが完了していないので、最終的に確定した金額ではないのですが、約300億円とのことです。鉄道だと約1100億円(ただし、JR東日本が負担するのは、震災前の状態に戻すためにかかる430億円のみで、残りは公的負担となります)とのことだったので、3割弱に抑えられたということになります。
利用者が少ない路線ということを考えると、JR東日本の対応としては、悪くはないでしょう。鉄道を維持させることが大事なのではなく(地元自治体がお金を全額出すのならともかく)、実情に合った公共交通をきちんと確保することが大切なのです。
(参考:河北新報ホームページ https://kahoku.news/articles/20220509khn000028.html)
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