「あをによし」と宇治に遊ぶ(2)
宇治で降り、いったんJRの駅に行き、貯まっていた「ICOCA」のポイントをチャージする。その後、修学旅行の生徒などで賑わっている土産物街を通って、平等院に行く。入口で600円払って中に入るが、中にももうひとつ窓口がある。追加で300円を払えば、ガイドの案内で鳳凰堂の中に入ることができるとのこと。せっかくなので、境内をぐるっと回ってから300円を追加払いして、鳳凰堂にも入る。14:30の回で、5分前までに窓口の前にいればよいとのこと。時間が来て、ガイドの案内で鳳凰堂に入る。遠いところから外観だけを見るのとは違って、詳しい解説もしてくれる。
宇治は「源氏物語」の最後の部分の舞台にもなったところ。宇治川を渡り、宇治上神社を通り抜けたところに「源氏物語ミュージアム」がある。そこにも寄って、「源氏物語」の世界にも浸る。平等院のあたりとは違って、ここまで足を運ぶ人は意外と少なく、静かだ。周りは住宅地で土産物屋はない。平等院への参道に行かないと、おみやげは買えない。
帰りは高速バス。宇治から藤森に行くと、頭上に高速道路が走っている。駅から西のほう、近鉄や地下鉄の竹田との真ん中あたりに、高速バスのバス停、京都深草がある。公園の中に階段があり、そこを上っていくと、高速道路上のバス停だ。色々な行き先のバスが停まり、何人かバス停で待っている。
予約していたジェイアール東海バスの名鉄バスセンター行きのバスは京都深草17:15発だったが、時間になっても来ない。どうやら高速道路に入るまでの間に渋滞に巻き込まれたようで、数分遅れでやってきた。事前にインターネットで予約していたため、切符ではなく、プリントアウトした紙を見せる。紙にはQRコードが印刷されていて、運転士はそれを確認するのだ。隣にはすでに座っている人がいたが、ここから先は予約している人がいないので、ほかの席に移ってもよいというアナウンスがあり、隣の人は後ろに移っていった。
このバスは名神経由で、途中いくつかのバス停に停まる。途中でも乗り降りでき、今の高速バスでは珍しい形態だ。事実、途中の百済寺で降りる人もいた。琵琶湖線から離れているので、途中こまめに停まるバスはありがたい存在なのだろう。結局、バスは遅れを取り戻さないまま、JR名古屋駅新幹線口に着いた。
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