1000円のフリー切符が200円に?
京都府は京都市だけではありません。その京都市以外のエリアを公共交通を使って訪れてもらいたいと、4種類の「もうひとつの京都周遊パス」を発売しています。以前、当ホームページで京都丹後鉄道などに乗ることができるフリー切符について記事にしましたが(発売期間が2023年3月20日までに延長されています。ただし、売り切れ次第発売終了となります)、ほかにもあったのです。
「もうひとつの京都周遊パス」には、「海の京都エリア」(以前取り上げたものです)、「森の京都エリア」(丹波地方)、「竹の里・乙訓エリア」(向日市など)、そして今回取り上げる「お茶の京都エリア」の4種類があります。「お茶の京都エリア」は、京阪京都バス、京阪バスの路線バス全線などが1日乗り放題で、1000円です。
しかし、ある条件を満たせば、1000円のフリー切符を200円で買うことができます。ひとつは、亀岡のサンガスタジアムでJリーグの試合を見ること。もうひとつは、石清水八幡宮参道ケーブルに乗ることです。どちらかの条件を満たせば、たったの200円でバスが乗り放題になるのです。ちなみに、サッカーを見た人は、ほかの3つのエリアでも割引を受けることができます。
石清水八幡宮参道ケーブルはともかく、サッカーを見に行った人で、バスなどに乗ろうとする人はどれぐらいいるのでしょうか? ちなみに、「森の京都エリア」の場合、嵯峨野観光鉄道を使った人も割引価格で乗ることができたのですが、販売予定枚数に達したため終了しました。
(参考:京都府ホームページ https://www.pref.kyoto.jp/ktr/news/20200801.html、ケーブル八幡宮山上駅にあったパンフレット)
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