三陸鉄道、夕方に増発の実証実験
三陸鉄道は5月9日から7月22日までの平日、夕方に上下合わせて2本の列車を実証運転のかたちで増発します。
今回の実証実験は沿線の高校からの提案を受けてのもの。宮古商工高校の商業学科には地域課題の解決策を探る授業があります。そこで6人のグループが三陸鉄道の利用促進策に取り組みました。宮古市内の高校生約940人にアンケートを行い、旅行者優先ではなく、高校生が使いやすいダイヤにすることを求めました。つまり、朝夕は増便する代わり、学校が休みのときは本数を減らすことを求めています。高校生は通学定期があるため単価は安いですが、毎日使ってくれます。平日はこういう固定客に使いやすいダイヤにするのも一案でしょう。
増発される列車は、宮古17:17発岩手船越行きと津軽石18:48発宮古行き。宮古地区の高校の下校時間に合わせて増発しました。既存の列車の間に設定されています。その後は利用状況を見て、どうするか検討するとのことです。
(参考:三陸鉄道ホームページ https://www.sanrikutetsudou.com/?p=18243、毎日jp https://mainichi.jp/articles/20220514/k00/00m/040/187000c)
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