福島交通、第4種踏切を原則廃止
踏切の中には遮断機も警報機もない、第4種踏切というものがあります。遮断機や警報機がないため、それらがある踏切に比べて安全性が低いです。
福島と飯坂温泉とを結ぶ福島交通にも第4種踏切があります。9.2キロの路線に70か所の踏切がありますが、そのうち25か所は第4種踏切です。第4種踏切を廃止したり、警報機や遮断機を取り付けたりしていますが、もともと路面電車として発足した経緯から、相当数の第4種踏切が残っています。
その福島交通ですが、先ほど述べたとおり、これまでも第4種踏切の解消を行ってきました。しかし、4月5日に福島交通の第4種踏切で起きた死傷事故を受けて、第4種踏切の廃止を加速させます。早ければ5月中にも通行量の少ない踏切を廃止していきます。踏切が私有地に直結していたり、周辺に建物が密集していたりなどの理由で、第4種踏切を解消できない場合は電車の接近を告げる回転灯などを設置して安全を確保します。複数の第4種踏切が続く区間は、1か所にまとめてそこを第1種踏切にします。
(参考:福島民報ホームページ https://nordot.app/886429327145811968?c=648454265403114593)
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