H100形が観光列車に
キハ40形に代わる、JR北海道の普通列車用ディーゼルカーはH100形。2018年に量産先行車が2両つくられ、2020年からは量産車がつくられました。現在、函館線長万部-小樽間、宗谷線旭川-名寄間、石北線新旭川-上川間、室蘭線長万部-苫小牧間及び室蘭-東室蘭間、根室線新得-釧路間で活躍しています。
そのJR北海道ですが、H100形の観光列車ををつくることになりました。3日に発表した「JR北海道グループ 経営改善に関する取り組み」で明らかになったところによれば、第三四半期(10~12月)に既存のH100形を4両改造して観光列車をつくるようです。
キハ40形の観光列車はありますが、いずれキハ40形は廃車になるでしょうから、代わりにH100形の観光列車をつくることにしたのでしょう。しかし、H100形がもうつくられないなら話はわかりますが、H100形はこれからもつくられるのに(第二四半期(7~9月)に8両導入します)、わざわざ改造して観光列車をつくる意味はわかりません。新しくつくる車両を観光列車にすればいいのですから。既存の車両を改造したほうが安くできるのでしょうか?
(参考:乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/119366)
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Comments
これは、補助金などの会計上の都合ではないでしょうか。先日、車体がほぼ完成し内外装が未整備のH100が4両出場し甲種輸送されているようなので、これが種車の可能性があります。国や自治体の補助をうまく活用する方法の一つとしては、よい方法のように思います。
Posted by: 長谷川大治 | 2022.06.19 07:48 AM
長谷川大治さん、こんにちは。
* これは、補助金などの会計上の都合ではないでしょうか。
わざわざ新車を改造するような無駄なことはしないはずですから、何からの事情があるとは思いますが、参考にした記事ではわからなかったです。
Posted by: たべちゃん | 2022.06.19 04:17 PM