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西九州新幹線開業時のダイヤ改正でもJR九州、減便

 9月23日に西九州新幹線が開業します。以前にも記事にしたとおり、新幹線や「リレーかもめ」など長崎線の特急の概要は明らかになりつつありますが、在来線もダイヤ改正を行うようです。ただし、新幹線開業にふさわしい、明るい内容のダイヤ改正ではありません。コスト削減を推し進めるため、利用客の多い福岡都市圏の通勤、通学時間帯の運行本数を減らします。

 どれだけ減るのかと言えば、朝の通勤、通学時間帯に博多に着く快速や普通列車を1割以上減らします。夕方以降も1時間に1本程度減らします。終電の繰り上げも行います。福岡、長崎、宮崎県内などの一部区間で最大50分繰り上げます。

 本数の少ないローカル線だと1本減らすだけでも目立ち、地元自治体の反発を受けますが、大都市圏なら少々減らしても目立たず、しかもローカル線に比べてコスト削減の度合は大きくなります。座席を少なくした車両に詰め込んで、密になった状態で運ぶのでしょうか?
(参考:読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20220604-OYTNT50010/)

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Comments

JR九州は鉄道をコストとしてしか意識していないのでしょうね。

赤字部門であることは確かではありますが、上場前まではサービス・車両・ダイヤともに攻めの姿勢を感じておりました。

上場後変わってしまった印象を受けます。

より多くの利用者を獲得しようという姿勢が感じられないのです。
残念ながらその点はJR四国の方が上だと思います。

鉄道会社の原点は利益追求もありますがお客様に快適に利用してもらう事だと私は思います。

単価は低いかもしれませんが沿線のファミリー層や子供たちのファンを増やすことも重要です。

JR九州は原点に戻り、お客様に対する姿勢を見直してほしいです。

Posted by: ゆめ | 2022.06.10 07:20 AM

 ゆめさん、こんばんは。

* 上場後変わってしまった印象を受けます。

 現状では、JR九州の上場は失敗だったと言わざるを得ません。企業はただ株主が儲かればよいのではなく、いろいろな利害関係者に利益をもたらすものでないといけません。分割民営化直後にあった攻めの姿勢は完全に消えました。

Posted by: たべちゃん | 2022.06.10 09:47 PM

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