鉄道を廃止して、どうやって駅を残すのか?
北海道新幹線が札幌まで延伸する代わりに、函館線函館-小樽間がJRから分離されます。特に長万部-小樽間は鉄道を残すことなく廃止され、バスに転換されます。
長万部-余市間はともかく、余市-小樽間は利用者が少なかったわけではありません。それなりの需要はありました。それなのになぜ廃止になるのかと言えば、第三セクター化することによって生じる負担をしたくなかったからです。地元自治体が負担をすれば、文句なしに第三セクターとして鉄道を残すことができました。
余市-小樽間の廃止の引き金を引いた小樽市ですが、その小樽市が市内にある駅の存続を求めています。余市-小樽間には2駅ありますが、いずれも小樽市内にあります。その2駅の存続を小樽市は求めているのです。
よくわかりません。そんなに駅の存続を求めたいのなら、第三セクターとして鉄道を引き受けたら良かったのではないでしょうか? その負担を嫌ったから廃止になったのでしょう。小樽市には駅の存続を求める資格はありません。
(参考:レスポンスホームページ https://response.jp/article/2022/05/27/357630.html)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
「JR北海道」カテゴリの記事
- 「赤い星」、「青い星」のプラン概要発表(2)(2025.10.05)
- 「赤い星」、「青い星」のプラン概要発表(1)(2025.10.05)
- JR北海道、新型特急電車導入へ(2025.09.22)
- 室蘭線でただで定期券も配るモニター事業(2025.06.22)
- 「青春18きっぷ」は値上げせず、「北海道&東日本パス」は小幅な値上げ(2025.06.03)
「整備新幹線」カテゴリの記事
- リニアの建設費、4兆円増えて11兆円に(2025.10.30)
- リニア、飯田-名古屋間の先行開業は行わず(2025.11.06)
- JR九州、国交省に佐賀県の負担軽減を要請へ(2025.10.21)
- 大阪の乗客は北陸新幹線に何を望むのか?(2025.10.25)
- リニアの座席はリクライニングせず(2025.10.23)
「バス」カテゴリの記事
- SRTは2026年2月13日運行開始(2025.11.09)
- 道南バス、苫小牧への高速バスを廃止(2025.11.03)


Comments